ビタミンC誘導体コスメの選び方と効果を高める方法

ビタミンC誘導体について美容アドバイザーが徹底解説！ビタミンC誘導体コスメを使ってみたい方はもちろん、今使っているけど効果がイマイチと感じている方は必見。厳選アイテムもご紹介します。

ビタミンC誘導体は、肌の内側に入ってからビタミンCを作り出すため、ビタミンCが配合されているスキンケアと比べると高い効果が期待できます。しかし、ビタミンC誘導体を使っているのになかなか満足できるような効果を実感できないという人は少なくありません。もしかしたらそれは、ビタミンC誘導体の選び方が間違っているのかもしれません。ここでは、ビタミンCの効果をあげる方法をいくつかご紹介しましょう。

スキンケア商品はそれぞれ、どんな成分が入っているのかが異なるだけでなく、同じ成分が配合されていても濃度が異なります。ビタミンC誘導体という成分でも、水に溶けやすく速効性が期待出来る水溶性タイプもあれば、油に馴染みやすくて浸透率が高い油溶性タイプとがあります。スキンケア商品に入っているビタミンC誘導体を選ぶなら、速効性で選ぶなら水溶性タイプが入ったもの、浸透性で選ぶなら油溶性タイプが入ったものを成分で選ぶことができる他、水溶性と油溶性の両方の特性を併せ持つ優秀なタイプを選ぶことも可能です。効率的にビタミンC誘導体の効果を得るためには、できるだけ肌にとって高い作用が期待出来る成分を選ぶのがおすすめです。水溶性タイプだけが配合されているものよりも高い浸透率が期待できますし、油溶性タイプだけが配合されているものよりも素早く効果を実感できるでしょう。

配合されているビタミンC誘導体の濃度もチェックしましょう。スキンケア商品の中には、有効成分の濃度が明記されていないアイテムはたくさんありますが、高濃度に配合されている商品は濃度が記載されていることが多いため、ぜひチェックしたいものです。ビタミンCの効果をあげるためには、できるだけ高濃度の商品を選ぶのがおすすめです。

風邪をひいた時には、薬を飲めばその日のうちに薬効が現れたり、翌日には気分が良くなるなど、素早い効果を実感することができます。これは、薬に含まれている成分が医薬品に指定されているためです。ビタミンC誘導体は厚生労働省が一定の効果を認めているため、医薬部外品に指定されている成分ですが、医薬品ではありません。つまり、ビタミンC誘導体が配合されたスキンケアを使い始めても、1日とか2日という短期間では効果は表れないということです。

ビタミンC誘導体が入ったスキンケア商品を使う場合には、できるだけ長期間使い続けることが大切です。使い続けることによって、肌質が少しずつ改善されます。それまでニキビが出来やすかった肌質の人ならニキビができにくくなったり、できても炎症を起こすことなく自然に治癒してくれるなどの効果を実感できるでしょう。またシミやクスミなど色素沈着系のトラブルで悩んでいた人なら、ビタミンC誘導体が入ったスキンケア商品を使うことによって、くすみにくい肌へと改善できます。肌の内側にあるシミ予備軍をビタミンC誘導体が撃退してくれるので、シミができにくい肌質になったり、すでにできているシミが薄く目立たなくなるなどの効果を実感できます。

もしもビタミンC誘導体が入ったスキンケア商品を使っているけれど、なんとなく効果が分からないと感じたら、使い始めてからどのぐらいの期間がたっているのかを考えてみてください。目安としては、6ヶ月～1年ぐらい使ってみて、まったく何も変わらなければ、それは残念ながら効果がなかったと言えるかもしれません。しかし、使い始めて1年未満なら、まだまだこれから効果が表れると考え、もう少し頑張って続けることをおすすめします。

ビタミンC誘導体が配合されたスキンケア商品は、たくさんのブランドから多種多様な商品が販売されています。その中でも、優秀なスペックのビタミンC誘導体がたっぷり高濃度に配合されているプリモディーネのシーバムコントロールVCローションIIは、高浸透型のビタミンC誘導体であるAPPS（アプレシエ）を1％配合、そして速効性が期待出来る水溶性のビタミンC誘導体であるAmitos ３GAをたっぷり8％も配合しているスキンケア商品として人気があります。