肌と湿度の関係

湿度とは、空気中にどれだけの水分の量が含まれているかという割合ことです。
気候や天気によって空気中の水分量、すなわち「湿度」は日々変わります。

そんな湿度によって肌の状態も日々変わっているのはご存知ですか？

● 湿度が低い場合

主に冬がピーク。湿度が低くなると空気中の水分が少なくなり、肌中の水分が蒸発し乾燥しやすくなります。

● 湿度が高い場合

主に梅雨～夏がピーク。

湿度が高くなると肌にくっつく水分が多くなり、皮脂や汗が肌表面や毛穴にとどまってしまうことで細菌が繁殖しやくすなります。

このように、天気や気温の変化に加えて湿度も肌に大きな影響を与えるのです。

そんな湿度が高くなる梅雨の季節はどんな肌トラブルが増えるのでしょうか。

梅雨の時期に見られる肌トラブル

皮脂の過剰分泌や毛穴詰まりが原因で起こる肌トラブルはたくさん。

■毛穴の開き

皮脂腺が肥大化して皮脂がどんどん分泌される状態は、毛穴が押し広げられ大きく目立つようになります。

さらにそこに皮脂や汗がたまり、酸化することで黒ずみになってしまいます。

■ニキビ

皮脂や汗が肌の表面に長く留まることでベタつきやすくなり、皮脂や汚れによる毛穴づまりが起きやすくなります。

毛穴詰まりができると皮脂をエサにアクネ菌が増殖して炎症を起こすことでニキビとなります。

■シミ、シワ

余分な皮脂が空気や紫外線に触れると過酸化脂質という刺激物質になり、肌細胞にダメージを与えるようになります。

肌細胞が酸化することで肌の老化が進み、シミやシワといった肌トラブルの原因に。

■くすみ

雨の日が続くことで日中でも気温が上がらないこともある梅雨は急に寒く感じることも。

寒さを感じると血管が収縮して血行不良が起こりやすくなり、ターンオーバーの乱れにもつながって肌のくすみが起きやすくなります。

このような肌トラブルが多くなる梅雨の時期。
自分ではコントロールできない皮脂に対してどう対処すれば良いのでしょうか？

皮脂コントロールにはビタミンC！

顔のベタつきや過剰な皮脂分泌で悩んでいる人の中には、皮脂を抑えるケアを重点的に行う人がいますがそれはNG。

皮脂が少なければ肌のバリア機能が低下してしまい、また肌の乾燥の原因となります。
かといって皮脂が多すぎてもニキビやテカリなどの肌トラブルのもとにもなってしまうので、 「適度なバランスを保つ」ということが非常に重要になります。

そこでおすすめなのが【ビタミンC】！ ビタミンCにはそんな皮脂バランスを整える効果があります。

食品はもちろん、最近では「ビタミンC誘導体」として化粧品にも多く配合されておりとても身近な成分なので
毎日の肌ケアはもちろん、食事など体内ケアも意識して行いましょう！

＜体内ケア＞

ビタミンCの含有量が多いとされている食品はこちら！

・アセロラ

・赤ピーマン

・黄ピーマン

・ブロッコリー

・ケール

・キウイ

・グレープフルーツ

・など

中でもアセロラはビタミンCの含有量が他の食品の中でも群を抜いて多いそうです。
他にも野菜や果物はもちろん、海藻や芋、肉や魚などたくさんの食品にビタミンCが含有されています。

※過剰摂取は大病の原因にもなりますのでお気をつけください。

＜肌ケア＞

ビタミンCは、空気に触れると中の有効成分が壊れやすくなるため、
化粧品に配合しても皮膚への浸透がほとんど見込めず効果がありませんでした。

そこで開発されたのが、「ビタミンC誘導体」。

ビタミンC誘導体はビタミンCの有効性を損なわないよう人工的に改良し、安定化させた成分です。
ビタミンC単体よりも肌への浸透力が高いだけでなく、肌の内部に吸収されてからビタミンCに変化する特徴を持っています。

毎日のスキンケアでビタミンCをしっかり肌に浸透させることが美肌への近道！

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