夏こそ取り入れたい「ビタミンC」旬の食べ物と嬉しい効果とは?

夏こそ取り入れたい「ビタミンC」旬の食べ物と嬉しい効果とは?


夏といえば夏バテ、紫外線、高気温、など体に影響が出ることも多い季節は「ビタミンC」補給がおすすめ!夏に嬉しいビタミンC豊富な食べ物と効果について紹介します。



夏こそ肌に良い食材、旬の食べ物でビタミンC補給


梅雨が明ければジメジメとした天気から解放される一方で、日に日に暑さが増してくる夏。陽射しが輝いて植物や空が眩しく活発に感じられるようになる反面、紫外線や日焼けによる肌のダメージ、暑さによる体調崩れによる肌荒れが心配になってきます。
紫外線は肌表層の水分を奪い、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリ・保水量に関わる肌細胞にダメージを与えます。こうした悪影響は「光老化」とよばれ、シワやシミを発生させる原因になります。その上、紫外線は肌をDNAレベルで傷つけて肌の傷修復力や再生力を阻害、細胞の代謝を遅らせてしまい、そうしたダメージを負った肌に外気と温度差の激しいエアコンの冷えて乾燥した風が当たる事で、より水分が失われてダメージが蓄積されてしまいます。

そこで、意識的に食べていきたいのが果物、特に夏に採れる旬でビタミンCが多く含まれた果物、野菜です。野菜や果物にはビタミンCを含むものが多くありますが、ビタミンCは調理などで加熱すると成分が破壊されてしまう為、なるべく生で食べられるものが望ましいのです。

これからが旬の鮮やかな夏野菜、夏の果物


暑い盛りが旬の夏野菜はたくさんありますが、その中でもビタミンCが高く含まれているのはトマト、ゴーヤ、ピーマンです。トマトはビタミンAとCが豊富で、ビタミンEが豊富なオリーヴオイルと合わせて食べる事でより抗酸化作用が促進、活性酸素による夏疲れの緩和につながります。ゴーヤとピーマンはどちらも生で食べるのにあまり馴染みが無い食材ですが、ゴーヤに含まれるビタミンCは熱に強く、ピーマンは組織が強い為にビタミンCが壊れにくい特性があります。どちらも豊富にビタミンCが含まれ、油と共に食べる事でビタミンAの吸収力も高まる栄養素として満点の食材です。

更にここで注意したいのが、同じく旬の野菜のキュウリです。キュウリには汗をかいて不足しがちな水分、カリウムが多く含まれ、体を涼しくする作用がある反面、ビタミンCを破壊してしまう酵素が含まれています。ですが生のキュウリではなく酢の物にすれば、この酵素の働きが抑えられるので安心して一緒に食べられます。
次に、夏の果物の中でビタミンCが豊富なのは、パイナップル、マンゴーといったトロピカルフルーツです。パイナップルはビタミンCの他にビタミンB1、B2、クエン酸が含まれており、たんぱく質の分解酵素が胃腸を健康に保ち、マンゴーはトマトと同じく抗酸化作用があり、β―カロテンがビタミンAへと変わり、活性酸素を抑制してくれます。こちらも野菜と同じく、加熱処理やシロップ漬けのものより、生で熟したものを食べる事で豊富なビタミンCをそのまま摂る事ができます。

また、夏に関係なく、最もビタミンC含有量の高い果物はアセロラとされています。

様々なビタミンCの美容効果


ビタミンCは私たちにとって欠かせない成分の1つです。骨や腱を結合するコラーゲンを生成するのに重要な栄養素であり、免疫力を高め、抗酸化作用も。また、夏の紫外線対策としては、しみ・くすみの原因になる皮膚のメラニン生成を抑えつつ、日焼けを防ぐ作用もあります。 メラニン自体は、紫外線からダメージを受けると細胞が壊れる為、皮膚を守るために身体が作り出すバリアのようなものです。本来、メラニン自体は出来ても問題ありませんが、ダメージを受けすぎた等皮膚の再生がうまく働かない状態ではメラニンが皮膚に留まってしまい色素が沈着、シミになってしまいます。こうした状態を改善する為には、食物摂取のビタミンCは勿論、皮膚内部に浸透して作用するビタミンC誘導体が含まれた美容液・化粧水の活用もおすすめです。

夏に限らず年中摂取したいビタミンC。スキンケアと合わせて注目していきましょう!




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