【透明肌への道】夏の美白ケアにはビタミンC誘導体！
猛暑が続く夏。特に気をつけたいのが紫外線ダメージですよね。透明肌を目指すためにたどり着いたのは「ビタミンC誘導体」という成分。
肌に大ダメージを与える紫外線
肌において天敵ともいえる紫外線。1年を通して紫外線が全く存在しない時期はありませんが、その影響が最も大きいのが陽射しが強まってくる4月～9月にかけた期間です。直射日光であれ窓から射す日光であれ、肌へのダメージは大きく、シワやシミ・くすみ、たるみ、そばかすや赤み、肌荒れの原因になります。
紫外線のダメージと暑い屋外とエアコンで寒く乾燥した屋内との寒暖差、かかせない日焼け止めクリームによる肌への負担。これらは夏の間に蓄積されつづけ、季節が変わって陽射しが和らぎ始める秋頃に、様々な肌トラブルとして噴出し始めます。吹き出物が出続ける、かと思えば肌荒れが治らず、くすみやハリがなくなってたるんでいる……こうした肌トラブルを緩和する為にも、夏の間の丁寧な美白ケア、季節の変わり目には疲れた肌を労わるケアが大切です。
例えば、外出で暑い日差しを浴びてしまったら、帰宅後の肌ケアの前にシャワーや濡れタオルで身体の皮膚全体を冷やしてから、失われた水分を化粧水やケア用品でしっかり保水・保湿する。これだけでも夏疲れのダメージは大きく違ってくるでしょう。
シミとくすみの共通原因「メラニン」とは
夏の紫外線を浴びる事で、特に問題になってくるのはメラニンです。皮膚は紫外線を浴びる事で細胞や細胞内のDNAにまで及ぶダメージに対して、ある防衛手段を用います。それが、実はしみ・くすみの原因として知られているメラニンです。
メラニンは皮膚の下、表皮の中の基底層という部分に生成され、やがて徐々に皮膚上層、角質層まで押し上げられ、垢や角質と一緒に剥がれていきます。これがターンオーバーと呼ばれる皮膚の再生システムですが、肌トラブル等でこのターンオーバーが正常に働かなくなるとメラニンは肌に残ったまま色素が沈着し、シミやくすみとなってしまいます。
このメラニンは紫外線対策として生成される他にも、乾燥や摩擦、圧力といった外部刺激が重なると、こちらも肌を保護する為にメラノサイトという色素細胞が活性化、メラニンが次々と作られてゆきます。
シミやくすみにさよなら。ビタミンC誘導体で美白ケア
こうして色素が沈着してしまったメラニンですが、きちんと肌をケアすることで色を薄めたり透明に戻すように導けます。様々なケア方法はありますが、中でもビタミンC誘導体を用いた化粧水・美容液ケアでは、肌の中にあるメラニンがビタミンCと反応する事で無色のチロシンに戻ります。ビタミンCそれ自体が美白効果がある他、抗酸化作用で活性酸素による肌の傷みやニキビといった炎症を抑えるのでスキンケアしながらのニキビ対策もできます。
ただのビタミンC配合の化粧水では、ビタミンCは肌の上で壊れてしまい、作用して欲しいところまで浸透しません。しかしビタミンC誘導体が配合された化粧水ならば、誘導体によってビタミンCは皮膚の内部まで壊れずに浸透、作用して欲しい細胞まで行き着いてターンオーバーの正常化やメラニン色素の透明化、コラーゲン生成も助ける為に肌の保湿保水力も整えられるようになり、紫外線によるダメージが自前の肌でマイルドになっていきます。
つまりビタミンC誘導体とは、今出来ているシミにも効果があれば、これからシミが出来てしまう原因を防ぐことが出来る、ケアと予防のどちらも出来る優れた成分なのです。暑さによる軽装や旅行・レジャーで、どうしても太陽の下に肌を露出する機会の多い夏ですが、こうした美白ケアをしていく事でダメージを最小限に抑えつつ、肌を労わった生活で秋まで乗り切っていきましょう。
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