敏感肌でも使えるセラミドの種類と美容効果
セラミドについて
美容成分であるセラミドは、体内のなかで生成されている成分で角質層の細胞と細胞の間にある物質です。水分や油分を抱えており、肌から水分が蒸発しないよう防ぐだけでなく、外部から刺激を受けた時に入ってくる細菌の侵入を防いでくれる働きを持っています。
セラミドは加齢によって減少してくものでもありますが、敏感肌の人やアトピーの人などはもともとこのセラミドが少なく、肌があれやすくなっています。セラミドが少なくなると、肌が乾燥しやすく、肌荒れの状態が続くようになります。逆に充分にセラミドが肌にあることによって、肌のうるおいを保つことができるのです。
アトピーの人も使用ができる保湿力と安全性を兼ね揃えているセラミドは、角質層に存在している成分なので、副作用もありません。セラミドが減少することによって、乾燥、赤み、シミやシワなどの肌トラブルに発展もします。
セラミドで期待できる効果は?
その1:高い保湿効果
人は肌の表面のキメが荒れていると、肌の中に保っていた水分を蒸発させてしまい、乾燥肌になったり、赤みやかゆみが発症して肌荒れの状態になってしまいます。セラミドはこの水分蒸発防ぎ、うるおいを閉じ込めてくれる働きを持っています。
その2:紫外線や乾燥による刺激、細菌の侵入を防ぐバリア機能効果
セラミドは減少して不足してしまうと、このバリア機能が失われ、外部からの刺激に肌を晒してしまう状態になってしまいます。そのことで、くすみやシワ、炎症などの肌トラブルを起こすこともあり、敏感肌やアトピーの人は、バリア機能が失われることで更に肌のかゆみや赤みが悪化してしまうこともあります。
その3:若々しい肌を作ってくれるアンチエイジング効果
肌のハリや弾力がなくなってしまう理由は、真皮層でコラーゲンやエラスチンを生産する繊維芽細胞が減少してしまうからです。セラミドにはこの繊維芽細胞を生成する働きがあるため、肌にうるおいとハリを取り戻させ、シワやたるみの改善を促してくれます。
その4:敏感肌やアトピーの改善効果
敏感肌やアトピー性皮膚炎の人は、生まれつきの体質、または肌質のせいで、もとからセラミドが通常の人より少ないと言われています。ですが、過度なストレスや外部の刺激を受けることで、敏感肌やアトピーになってしまう場合もあります。セラミド不足を補うことによって、肌を保湿させ、健康を維持していくことができます。
その5:シミやくすみをなくす美白効果
セラミド不足によって肌のバリア機能が低下している時に紫外線を受けることで、シミの原因であるメラニンを生成してしまいます。ですが、セラミドを補うことによって、肌のターンオーバーを正常な状態へ整えることができるので、メラニンも排出されやすくなりシミやくすみをなくしていくことができます。
セラミドの種類
セラミドには大きく分けて4種類あります
■天然セラミド
■ヒト型セラミド
■疑似セラミド
■植物性セラミド
馬などの動物から抽出して作られた「天然セラミド」は、人が本来もつ細胞間脂質に近いため、肌にも馴染みやすくなっています。特に敏感肌やアトピー肌の方の保湿に優れているため敏感肌用化粧品へ配合されることが多いです。
保湿力・浸透力が高いとされているのは「ヒト型セラミド」です。このヒト型セラミドは11種類あり、1、2、3といった数字で表記されているものや、セラミドNPなどのアルファベットでの表示がされているものがあります。
石油原料を化学合成してつくられた「疑似セラミド」は、作りやすいために大量生産されており、購入する時にもお手頃な価格で手に入れることができます。ですが、化学原料を素材としているので、人によっては肌に合わない場合もあります。セラミドは敏感肌やアトピーの人が使われることが多いので、化学合成で作られている疑似セラミドを使用する場合には、自分に合うかどうかを確認してから使用するようにしてください。
米ぬかなど、植物を原料にして作られた「植物性セラミド」は、植物由来となっているため低刺激となっています。ですが、その構造は人のものとは違ってくるので、体内でセラミドを補ってくれる効果は期待できません。また、食物アレルギーを持っている人には合わない場合があるので、これも使用する前に、肌に合うかどうかの確認をとっておくことが必要になります。
まとめ
セラミドの効果は豊富にあり、敏感肌やアトピーの人でも使用できる優しい成分となっています。肌に合う種類を選んで使用してください。
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