その毛穴ケア、逆に悪化させてない？効率よくケアするなら○○！

毛穴トラブルで悩んでいる人が非常に多いですが、実はケアの方法を間違えてさらに悪化させているケースも。絶対してはいけない毛穴ケアと、ぜひ試して欲しいケアを詳しく紹介します。

肌トラブルで気になることの1つが、毛穴トラブルです。毛穴のトラブルにも色々ありますが、大きく3種類に分けられます。

まず1つ目は毛穴が詰まってしまっている状態です。小鼻のまわりの毛穴が皮脂などで詰まっているように見える症状です。原因は過剰な皮脂分泌により、皮脂と古い角質が混ざり合い、角栓を作り毛穴をふさぐことによります。最初は白色なのですが、症状が進むと角栓の表面が酸化し黒くなってきます。紫外線や摩擦などの刺激により、メラニン色素がたまってしまっている場合もあります。

2つ目は毛穴が炎症を起こしている状態です。原因は過剰な皮脂の分泌によって肌が炎症を起こすものと、毛穴に細菌が入ってしまい炎症を起こすタイプがあります。炎症が悪化し奥深くまで進んでしまうと、肌がクレーター状になり凹凸が戻らなくなるため、早めの処置が必要です。

最後は、年齢や紫外線などによる肌へのダメージから起こるたるみによる毛穴の開きです。

これらの中で最も自己処理をしてしまいがちなのが、毛穴が詰まっている時ではないでしょうか。角栓を取り除いてしまうような毛穴パックや、自分の爪やピンセットなどで押し出してみたりすることは、誰もが経験があるはずです。もしくは毛穴の汚れを溶かして流してしまうというような謳い文句の洗顔料やスクラブで、ゴシゴシ洗ってみたりしたことがありませんか？これらの処置を行った後、一時的に毛穴の汚れが取り除かれて、すっきりしたように見えます。でも実は毛穴トラブルを余計悪化させてしまうため、絶対にやってはいけないことなのです。

通常、肌は28日程度の周期でターンオーバー、つまり古い肌が剥がれ落ちて、新しい肌に生まれ変わります。このサイクルが上手くいっていれば、角栓ができて毛穴が詰まることはありません。しかし、何らかの理由でターンオーバーのサイクルが乱れたり、過剰な皮脂分泌があったりすると角栓となり、毛穴が詰まります。角栓を無理矢理取るとどうなるかというと、また角栓ができます。取れば取るほど肌は足りなくなった皮脂を補おうとして、どんどん分泌させ、前よりも速い速度で大きな角栓を作ろうとします。こうなるともう取り返しがつかないことになります。

この毛穴の詰まりを改善する方法は、肌のターンオーバーを促し、サイクルを正常に戻すことです。身体のサイクルを元に戻すということですから、一朝一夕ではできません。数か月かけて、ゆっくりと身体全体を整えていかなければなりません。例えば野菜中心の食事や睡眠時間、過剰なストレスなどに気を付けて、身体全体の体調を改善していくことが必要です。身体の調子が整えば自然と肌の調子もよくなります。逆に体調が悪いと、肌の調子も悪くなることと同じです。

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